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音楽

ウィスパリング・ギターⅠ収録のA Time For Usについて

言わずと知れた映画「ロミオとジュリエット」の曲。この曲を最初に知ったのは(それ以前に耳にしたことはあったかもしれないが)車のラジオにて、演奏は日本のアカペラグループのアンサンブルプラネタによるもので、美しいメロディとハーモニー、そして演奏者の声に完全に魅入られたのを今でも覚えている。
いつか演奏したいとは思っていたけど自分からは手を出すことはなかった。この度ウィスパリングギターの録音のお話をいただき11弦ギターを用いて編曲に挑戦することにした。漠然と浮かんできたテーマは「死と救い」。ギターの儚いアルペジオと深い低音の余韻が曲の世界観を表現できたのではないかと思っている。